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収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

玄関は、家族やお客様を一番にお迎えする場所。
いつお客様がいらっしゃっても大丈夫なように、常に整えておきたいものです。

しかし玄関は生活しているうちにいつの間にか散らかりがち。
小さな靴箱に入らない物も多いため、近年は「シューズクローゼット」をつける間取りが人気です。
シューズクローゼットがあれば、家族全員の靴や傘、子どものおもちゃまで、玄関周りで使う物をすっきりと収納でき、いつも綺麗な玄関を保つことができます。

今回は、おしゃれで使いやすいシューズクローゼットをつくるポイントや、ロビンスジャパンが手がけたシューズクローゼットの施工事例をご紹介しましょう。

■玄関で余っている空間を有効活用するアイデア

面積に余裕がない土地では、収納にたくさんのスペースを使えないこともあります。
コンパクトな玄関でもたっぷりとした収納量を確保するには、余っている空間を有効活用するのがポイントです。
階段下や壁面などを、シューズクローゼットとして活用してはいかがでしょうか。

実例1.階段下スペースを利用したシューズクローゼット

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

まずご紹介するのは、アメリカのニューメキシコ州サンタフェ地方をイメージして建てられた事例です。
外観からインテリアまで、サンタフェ地方特有のアースカラーで仕上げました。

玄関を奥へ進むと、階段下スペースを活用したシューズクローゼット。
傘や靴を置ける土間部分は長めにとり、フローリング部分には可動棚を設けました。
靴や日用品だけでなく、お子様の剣道道具の収納スペースも確保しています。

シューズクローゼットの入口にはあえて扉をつけず、アールの下り壁でかわいらしくデザイン。
ピンクの壁とターコイズブルーの扉のコントラストも素敵です。

■シューズクローゼットの広さは収納する物に合わせる

シューズクローゼットの広さは、何を収納したいかで考えてみましょう。
広いシューズクローゼットは素敵ですが、そのぶん玄関やリビングが狭くなってしまうので注意が必要です。

「アウトドア用品などの外で使う物は倉庫に収める」という場合、1畳程度のシューズクローゼットでもよいかもしれません。
しかし「靴以外にベビーカーやアウトドア用品なども収納したい」ということであれば1.5畳以上あると便利でしょう。

実例2.コンパクトなシューズクローゼット

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

築70年のご実家を、アパート付きの併用住宅に建て替えることになったお施主様。
スイスの街を彷彿とさせる、ヨーロッパ風の住まいが完成しました。

玄関から入ってすぐの場所にウォークインタイプのシューズクローゼット、反対側の壁面には背の高いコの字型の靴箱を用意。
普段使いの靴はサッと取り出せる靴箱に、傘やブーツはシューズクローゼットにと使い分けることができます。

シューズクローゼットの入口は、すっきりとした印象の長方形。
扉のないオープンタイプは湿気やニオイもこもりにくく、収納スペースも最大限活用できます。

実例3.広々としたシューズクローゼット

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

ご実家の隣の土地に家を建てることになったお施主様。
もともとアメリカンなデザインが好みで、ロビンスジャパンのカバードポーチの企画プランを気に入っていただいたそうです。

玄関はグレイッシュグリーンの壁紙が爽やかな印象。
シューズクローゼットはゆとりある広さで、人が歩けるスペースも確保しています。
外遊び用のボールや折りたたみ机を置いても、まだまだ余裕の広さです。

長く住んでいるうちに、アウトドア用品やお庭のメンテナンスグッズなど物は増えがち。
広めのシューズクローゼットにしておくと、将来置きたい物が増えたときも困りません。
台風の日に観葉植物を室内に入れたり、不用品をゴミ収集日まで保管したりと、一時的に収納する物が増えたときにも便利です。

■人気のウォークスルー型シューズクローゼット活用術

歩いて入れるシューズクローゼットは、大きく分けて2種類あります。

ウォークイン型:入口1つから出入りするタイプ
ウォークスルー型:入口2つで玄関土間から室内に通り抜けできるタイプ

ウォークスルー型のシューズクローゼットを家族専用玄関にすれば、脱いだ靴やコートなどを自然と片付けられます。
お客様に見られる玄関は、いつも靴のないすっきりした状態をキープできるでしょう。

玄関側の入口はお客様からも見えるので、こだわりたいポイントです。
シューズクローゼットの中が見えないよう扉やカーテンを付けるか、中が見えても問題ないような空間に仕上げましょう。

実例4.見えてもOK!かわいいシューズクローゼット

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

お子様の入学前に、実家近くにマイホームを建てようと工務店探しをはじめたお施主様。
インターネットで見つけたロビンスジャパンのデザインが気に入り、アメリカンな平屋を建てられました。

玄関は家族用と来客用の動線を分離。
帰ってきてウォークスルー型のシューズクローゼットへ入れば、お子様も靴や帽子、カバンなどを自然と片付けられます。
出かける準備も一箇所でまとめてできて効率的です。

お客様からも見える玄関側のシューズクローゼット入口は、曲線が美しいアールの垂れ壁。
タイル風のかわいい壁紙がちらりと見える、かわいらしい玄関になりました。

実例5.お客様から見えない扉付きシューズクローゼット

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

こちらはフレンチテイストの上品な注文住宅。
ティータイムを楽しめる広いバルコニーをつくったり、リモートワークできる書斎を確保したりと、充実したおうち時間が過ごせるプランニングをしました。

玄関のシューズクローゼットは、土間側と室内側2つの入口があるウォークスルー型。
土間側の入口には扉をつけて、お客様側から中が見えないつくりにしました。
室内側の入口はオープンで入りやすく。
ポールハンガーを取り付けて、上着をさっと着るスペースも確保しています。

「扉を開ける」というひと手間は加わってしまいますが、お客様にシューズクローゼットの中を見られたくないという方には、扉付きがおすすめです。

■勝手口のあるシューズクローゼットでさらに便利に

シューズクローゼットに勝手口をつけると、外からの出入りが便利になります。
例えばそのままガレージに出られるような間取りなら、雨が降っていても濡れずに車に乗ることが可能です。
買い物した重たい荷物も、最短距離で家の中に運ぶことができます。

ただし、勝手口の扉がある壁面には、物を置いたり棚をつけたりすることができません。
そのぶん収納量は減るので、外への動線と収納量のどちらを優先するかよく考えましょう。

実例6.玄関・室内・勝手口の3方向から出入りできるシューズクローゼット

こちらは、大きな屋根のある平屋風アメリカンスタイルの施工事例。
希望の輸入住宅を予算内に収められる工務店として、ロビンスジャパンを選んでいただいたそうです。

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

シューズクローゼットの出入口は3ヶ所あり、勝手口からはガレージに出られるようになっています。
外からと中からの使い勝手を考えて、シューズクローゼットの床は半分をタイル、半分をフローリングで仕上げました。
勝手口から運び入れた飲み物やストック品は、フローリング部分にそのまま収納できます。

収納上手な人が選ぶ!シューズクローゼットの実例集&ポイント

「今はバイクを入れているが、いずれはアメ車を入れたい」というお施主様。
外観も、カバーポーチを採用してアメリカンテイストに仕上げています。

今回は、ロビンスジャパンの施工事例の中から素敵なシューズクローゼットがあるお家をご紹介しました。
シューズクローゼットは靴を入れるだけでなく、ベビーカーやアウトドア用品の収納にも便利です。
シューズクローゼットを採用して、急な来客でも慌てず、いつも綺麗な玄関をつくりましょう。

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