女性の視点で家づくり
書斎・スタディスペース編
ロビンスジャパンが考える
スタディスペースの機能やデザインを紹介します
リモートワークやリビング学習が定番になった昨今。ご自宅に書斎やスタディスペースをつくりたいと希望されるお施主様が増えています。
書斎やスタディスペースと一口に言っても、個室・半個室・オープンタイプなどさまざまなパターンがあります。広いスペースを確保するのが難しくても、工夫次第でお気に入りの書斎をつくることは可能です。
今回は、ロビンスジャパンが手掛けた書斎・スタディスペースをご紹介。4つの場所ごとに、設計のポイントや使い勝手のよさを解説していきましょう。
トピックス
- POINT 01リビング横の半開放的なスペース
- POINT 02リビングつながりのスペース
- POINT 03階段を登った先のホール
- POINT 04自分だけの書斎
POINT 01
リビング横の半開放的なスペース
「ちょっと時間ができたから作業をしたい」と思ったとき、メインの生活空間から遠いところに書斎やスタディスペースがあると億劫に……。家事や育児の合間に作業したい方は、リビング横に書斎やスタディスペースをつくるとスムーズです。
オープンすぎると集中できない場合は、垂れ壁などを使ってゆるやかにゾーニング。半開放的な書斎なら多少散らかっていても、リビングのインテリアを損わないというメリットもあります。パソコン・書類・小物類をまとめられる収納をつくり、使い勝手のよい書斎・スタディスペースにしましょう。
POINT 02
リビングつながりのスペース
リビングつながりの書斎・スタディスペースを設けると、リビングで遊ぶお子さまの様子を見守りながら仕事や読書ができます。お子さまが成長したら、大人が近くでサポートしながらリビング学習をするスペースにも使えるでしょう。
仕事や勉強に集中するには、テレビのような誘惑が目に入りにくいところに配置するのがポイント。リビングをすっきり見せたいなら、キッチン横など目につきにくい配置を考えたり、片付けやすい収納を整えたりしましょう。
POINT 03
階段を登った先のホール
「生活スペースでは集中できないし、個室をつくる余裕もない」という方には、階段を登った先のホールに書斎・スタディスペースを設ける方法も。リビングとは距離をとりつつ、家族みんなが自由に使える空間にもなります。
吹き抜けにシーリングファンを取り付ければ、1階の風が行き届いて快適に。吹き抜けからは、階下にいる家族の気配もほどよく感じることができます。
POINT 04
自分だけの書斎
「集中できる自分だけの空間がほしい」という方には、やはり個室の書斎がおすすめ。周りの視線や生活音を気にすることなく、仕事に没頭できます。お気に入りのアクセントクロスや机、収納などをそろえて、自分好みの空間に仕上げましょう。
家が広くないと個室は難しいと思われがちですが、実は2〜3畳くらいあればOK!コンパクトな書斎の場合は、窓から光を入れたり十分な収納を設けたりと、窮屈に感じない空間づくりをするのがポイントです。