料理を楽しむ輸入住宅のオープンキッチン
注文住宅で家を建てる際、キッチンにこだわりたいというお客様が多くいらっしゃいます。
そんな中でも最近、人気が高まっているのが開放的なオープンキッチン。
リビングやダイニングと壁などで遮られていないキッチンレイアウトです。
海外ドラマや映画でも夫婦や親子で料理をしたり、友人を呼んでホームパーティーをしたりと、オープンキッチンで楽しそうに過ごしている姿を見ます。
オープンキッチンと一口に言っても、ペニンシュラキッチンやアイランドキッチンなどさまざまなレイアウトがあります。
またリビング側からキッチンがよく見えるため、キッチンインテリアによってLDK全体の雰囲気が大きく変わるのも見逃せないポイントです。
今回はロビンスジャパンが手がけてきた、輸入住宅のオープンキッチンをご紹介します。
キッチンのレイアウトやインテリアなどぜひ参考にしていただければと思います。
ホームパーティーを楽しむアメリカンなオープンキッチン
まずご紹介するのは、アメリカンなオープンキッチンです。
お施主様はアメリカ在住経験があり、日本でも本格的なアメリカンスタイルの住宅で暮らしたいとご希望でした。
日本でしっかりとしたアメリカの住宅がつくれる会社があるとは思っておらず、ロビンスジャパンと出会えてよかったと喜んでいただきました。
アメリカで暮らしていたときのようにホームパーティーがしたいと、キッチンを中心にプランニング。
料理している人と、パーティー参加者とのコミュニケーションがとりやすいオープンキッチンを導入しています。
キッチン本体は、木材の厚みを感じるどっしりとした印象のものを。
白やブラウンをベースに、アクセントとしてブルーの腰壁やサブウェイタイルを加えたインテリアが素敵です。
モロッコタイルでアレンジしたペニンシュラキッチン
オープンキッチンのなかでも、左右のどちらかが壁に接しているレイアウトを「ペニンシュラキッチン」といいます。
通路が片側のみなので、比較的コンパクトなお部屋にも設置しやすいレイアウトです。
こちらの実例では、調理台とカウンターが一体となったペニンシュラキッチンを採用。
キッチン側からサッと配膳したり、カウンターに座った家族と家事をしながら会話を楽しんだりできます。
インテリアのこだわりの一つが、カウンタートップをモロッコタイル貼りにしたこと。
アクリルやステンレスのカウンターとは違った、ナチュラルで個性的な雰囲気が魅力です。
キッチンの奥の壁面にもアイスブルーのタイルを貼って、可愛い中にも大人っぽさがあるおしゃれなキッチンが完成しました。
洗面所や玄関など他のお部屋にも効果的にタイルを使っているので、ぜひ実例もご覧ください。
家族で料理を楽しむアイランドキッチン
オープンキッチンの中でも、両サイドに通路がある「島」のようなレイアウトが「アイランドキッチン」です。
作業台が360度壁に接していないので、家族や友人とぐるりとキッチンを取り囲んで料理を楽しめます。
こちらのお施主様も海外移住経験があり、みんなで集まれる大きなLDKを希望されていました。
家族のコミュニケーションを第一にプランニングした結果、キッチンはオープンなアイランドキッチンに。
ご夫婦や妹さんといっしょに、料理を楽しまれているそうです。
インテリアはグレイッシュブルーの壁がポイント。
塗り壁のように見える、ペイント調のクロスを採用しました。
シンプルな白いキッチンや、グレイッシュなフローリングとも相性抜群。
全体的に淡いカラーが多めですが、黒のキッチンスツールが締め色として空間にメリハリをつけています。
イエローがかわいいプロバンス風アイランドキッチン
次にご紹介するのも、島のように独立したアイランドキッチン。
ダイニングテーブルと横並びに配置することで、配膳や片付けがスムーズに進められそうです。
お子様が大きくなり、広い家への住み替えを希望されたお施主様。
南フランスのプロバンス地方を彷彿とさせる外観やお部屋を意識して家づくりを進めました。
ぐっと南欧風の雰囲気が高まるテラコッタ調の床タイルに、爽やかなレモンイエローの壁。
真っ白なアイランドキッチンや背面収納が引き立つインテリアです。
キッチンの隣にはアールのニッチ収納をつくり、将来的には仏壇が置けるスペースに。
他にもキッチンの近くで仕事ができる書斎コーナーをつくったり、家族のコミュニケーションがとりやすいリビング階段にしたりと、たくさんの工夫が詰まった住まいが完成しました。
フレンチスタイルのアイランド+L型キッチン
こちらはお部屋のコーナー部分を活用したL型キッチンに、アイランドキッチンを組み合わせたレイアウトです。
L型の一辺にはコンロ、もう一辺にはシンク、アイランド部分には作業台がくる形。
三角形の動線で、料理の作業効率がとてもよいレイアウトとなっています。
インテリアはフレンチテイストの、繊細かつ華やかなスタイル。
ディティールへのこだわりがあり、キッチンキャビネットはアーニーズ製を採用しました。
お部屋の雰囲気をグレードアップさせているのが、キッチンの隣にある3つの窓が並んだ半円形の空間。
西洋の邸宅やお城などでよく見られる意匠です。
やわらかなアーチや連なる窓から差し込む光で、特別な空間が演出できます。
こちらのお家では、子供のお昼寝やティースペースとして活用される予定です。
ロビンスジャパンのホームページでは、魅力的なキッチンがある輸入住宅の建築実例を多数ご紹介しています。
ぜひご覧ください。