さわやかな光と開放感が魅力、吹き抜けのあるマイホーム
上下のフロアをつないで天井の高いのびのびとした空間をつくる「吹き抜け」は、賃貸住宅やマンションではなかなか導入できない憧れのしつらえです。
吹き抜けの魅力はやはり、抜群の開放感と明るさ。
室内でありながら圧迫感がない空間は、住まいのグレードをぐんと高めてくれます。
一方で、吹き抜けと検索してみると、暑い、空調がきかない、メンテナンスが難しいといったネガティブな内容もみてとれます。
確かに高温湿潤な日本の気候は、あまり吹き抜けにはあっていないのかもしれなせん。
けれど、あらかじめそうした課題に配慮した上で設計すれば、日本でも素敵な吹き抜けのある家づくりは十分に可能なのです。
今回はロビンスホームが手掛けてきた「吹き抜けのある輸入住宅」の建築実例を、お施主様のコメントとあわせてご紹介します。
屋根の勾配をいかしたロフトとつながる吹き抜けリビング
レストランを営む傍ら、いつか西海岸スタイルの別荘がほしいと夢見ていたお施主様ご一家。
南房総に海の見える土地を取得したことから、30年来の夢をかなえるべく計画をスタートしました。
「アメリカンなインテリアが好きで、経営するレストランの内装にもコーディネイトしていました。こうした雑貨がよく似合う、カリフォルニアで自由に暮らす人の家、というイメージを伝えて、プラン提案をしてもらいました」というご意向にこたえて、ロビンスジャパンから出した提案がとても気に入ったそうです。
この別荘は、広い敷地を活かした平屋建ての注文住宅。
梁や柱が少なく、ダイニングキッチンからリビングまでがひとつづきになった、のびやかな空間が魅力です。そして中央には屋根勾配をいかしたロフトがあり、その高さを利用してリビングに吹き抜けを設けています。
こうした吹き抜けやロフトというアイデアは、当初お施主様にはなかった発想でした。
「ロビンスジャパンと並行して他社にも相談していたのですが、出てきたプランはごく普通の平屋という感じでした。しかしロビンスジャパンの担当さんからは、LDに吹き抜け勾配天井を設け、そこを介して、階段、ロフトスペースへとつながる動線を設けた、とてもいいプランを提案してもらえた。他社ではできなかったアイデアが、ロビンスでは実現できてしまう。素晴らしいと思います。」と大満足のご様子。
ご家族と憩い、特別なゲストをおもてなしする、自慢の別荘になりました。
冬でも温暖な南房総エリアで、敷地にもゆとりがあるため、通風採光にすぐれた室内は一年を通じて快適。
ウエストコーストと気候もよく似た土地柄をいかした大胆なプランに、高いご評価をいただきました。
大好きな街の路地のたたずまいを室内に再現したこだわりの家
マイホームを建てると決めたとき、お施主様にはひとつの明確なイメージがありました。
「フランスのコートダジュール地方に、サン・ポール・ド・バンスという町があります。誘い込まれるような路地が美しくて、あの魅力的なたたずまいをもった家ができないかと思ったんです。」
一軒の家の中に、ひとつの街のたたずまいを再現する。
そんな難しいテーマに、ロビンスジャパンの建築家とコーディネーターも楽しみながらプランニングに取り掛かりました。
南欧らしいぬくもり感のあるベージュの漆喰。
古色をおびた重厚感のある木の梁やドア。
そして有機的にうねるようなアイアンの手すり。
サン・ポール・ド・バンスの雰囲気をよくとらえたモチーフを用いたお住まいの最大の特徴は、階段を中心にした3層をつらぬく吹き抜けです。
「うねるようなアイアンの手すりが味わい深い3層吹き抜けの回廊。その中にはつり橋のような渡り廊下があったりして、見知らぬ路地をわくわくと覗いて散策している。そんなイメージを見事に形にしてもらいました。」と、嬉しそうなお施主様。
「しかも、これだけ大きな吹き抜けがあるのに、室内は冬でも暖かく過ごせています。きっと気密性に気を付けてくれたんですね、とても良い住み心地です。遊びに来た友人たちも出来の良さにとてもびっくりしています。」
こだわりと快適さを両立した、個性豊かな三層吹き抜けの注文住宅の家が完成しました。
吹き抜けを通じてエアコン1台で家中快適になるエコな家
吹き抜けがあるとエアコンの効きがわるくなる。空気が温まらない。
そんな先入観を刷新してくれる、エコな家があります。
英語の勉強をしている時に知った海外の家に憧れ、自分でも輸入住宅を建てたいと願っていたというお施主様。
他社のプランでは予算が折り合わず悩んでいるとき、ロビンスジャパンを知ったといいます。
「子供3人いますから、とにかくちらかりがち。だから収納はたくさん欲しかったですし、使い勝手にもこだわりたかった。同じ理由で朝の混雑をさけるため、洗面室をバスルームの脱衣場とは分けたいといったオーダーが、いろいろとあったんです。
ロビンスジャパンさんでは、こうした意向をていねいに反映してくれた上で、予算内にまとめてくれました」と、そのコストパフォーマンスのよさを絶賛していただきました。
1階には住まいの中心となるリビングと、ひとつづきのダイニングキッチン、水回り。
2階にはお子様の成長にあわせてしきることもできる大きな子供部屋や寝室。
どの居室もリビング上部の吹き抜けを通じて家族の気配が感じられるプランニングになっています。
「驚いたのが、夏でも冬でもリビングダイニングにあるメインのエアコンを1台稼働するだけで、吹き抜けを通じて家中に心地良い空気が巡ること。天井の高さが気持ちよく、明るいだけでなく、こんなメリットも吹き抜けにはあるんですね。」と、住み心地にも太鼓判をいただきました。
もちろんこれは、エアコンの取り付け位置や高さ、季節ごとの日照率などをしっかり計算しているからこそできたプランニング。
土地の形や広さ、こだわりなどを反映した上で、一年中快適でエコな輸入デザイン住宅をつくることにかけても、ロビンスジャパンは熟練しています。