注文住宅の暮らし

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

これから注文住宅を計画されている方のなかには、犬や猫などのペットと暮らしたいという方も多いのではないでしょうか。
せっかく家を建てるならライフスタイルに合わせた家づくりで、飼い主が大変なことは解消しながら、ペットがのびのびと安全に暮らせる住まいにしたいものです。

そこで今回はロビンスジャパンがこれまで手がけてきたペットと暮らす家の実例とともに、間取りやインテリアなどのポイントをご紹介します。

■ペットが安全に暮らせる備え

ペットと暮らす家に必須なのが、ペットが安全に暮らせるように危険を排除すること。
例えば玄関ドアを開けた瞬間ペットが外へ飛び出してしまったり、電化製品のコードをかじって感電してしまったりする事故がないように配慮しなければなりません。

安全対策としては、危険エリアにペットが自由に入れないようゾーニングをする方法があります。
庭に飛び出し防止の門をつける、廊下にペットフェンスを設置する、危険な物は扉付きの収納にしまうなどの工夫です。
またペットの健康を守るため、高気密高断熱で温度差が少ない家づくりをすることも重要です。

実例1.ワンちゃんが安心して暮らせる英国風の家

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

愛犬がイギリスで猟犬として活躍してきた犬種ということもあり、かっこいい英国風の外観を希望されていたお施主様。
玄関ポーチにはアイアンの門を設置して、玄関から出たワンちゃんが道路へ飛び出してしまわないよう安全を確保しています。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

門を入ると、ホワイトとグリーンの2つの玄関ドアが。
1階にはトリミングサロンを併設しており、正面のドアは住居へ、左手のドアはサロンへと続いています。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

フルオーダー住宅だからこそ、住居もサロンも思い通りの仕上がりに。
高気密高断熱で冬も暖かく、人間もペットも健康で快適に暮らせる家になりました。

■ペットがのびのび遊べる空間アイディア

室内飼いのペットの運動不足やストレス解消のために、のびのび遊べるスペースも必要です。
例えば、1階リビングからすぐ出られるテラスや広々した庭をつくれば、ワンちゃんがのびのびと走り回れる場所になるでしょう。

猫の運動不足解消のために、アスレチックのようなキャットウォークをつくりたいというお施主様も多くいらっしゃいます。
ドアに猫用の出入り口を設けておけば、自由に家の中を動き回ることができます。

実例2.テレビ台の背面にキャットウォークがある家

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

保護猫の活動をされており、15〜20匹の猫といっしょに暮らしているお施主様。
テレビ台を特注して、猫たちの寝室として使えるつくりにしました。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

テレビ台の背面壁には、インテリアになじむおしゃれなキャットウォークを設置。
猫たちが楽しそうに遊んでいるのを、幸せな気分で見つめられるリビングになりました。

実例3.階段スペースを猫たちの集まる場所に

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

こちらのお施主様も保護猫活動をされており、たくさんの猫たちといっしょにお住まいです。
ロビンスジャパンの建築家のファーストプランにひと目ぼれをして、かわいらしいフレンチ風の住宅を建築されました。
寝転んだ猫たちのお腹が気持ちいいようにと、LDスペースの一角をタイル敷きにしています。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

階段スペースの縦に広がる空間を活かして遊び場とし、猫たちの喜ぶキャットウォークを設置。
窓から外の景色が見下ろせる場所をつくったのもポイントです。
ステップから落下しないように、お施主様が自作された落下防止の部品をつけています。

■ペットがリラックスできる居場所づくり

ペットと家族のスキンシップの時間も大切にしたいですが、一方でペットには自分だけでのんびりできる場所もあるといいといわれています。
トイレや眠いとき、来客時などに落ち着いて過ごせるペット専用スペースをつくるのもおすすめです。

穴ぐらのような場所が好きな犬にはあえて狭い場所を、ひなたぼっこが好きな猫には日当たりのよい場所を…などペットの習性や性格に合わせてプランニングするとよいでしょう。

実例4.階段下にドッグハウスコーナーがある家

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自由を象徴する画家「サルバドール・ダリ」のイメージで、シンプルかつアメリカンモダンに仕上げた注文住宅です。
リビングの内装はホワイト中心でまとめて、個性的なファブリックやアートを飾っています。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

ワンちゃん2匹が落ち着いて過ごせるよう、階段下のスペースをドッグハウスコーナーに。
三角屋根のような入り口が、かわいらしいアクセントになっています。
階段下は天井が低いため、ペット専用スペースにはぴったりな場所です。

■ペットのお世話がスムーズにできる工夫

ペットと暮らす家では、お世話のしやすさも大切なポイントです。
ペットとの日常をしっかりイメージしてプランニングしましょう。

例えば、傷やニオイの気になりにくい床材や壁材を選べば、お掃除の手間を軽減しながら住まいをいつも清潔に保てます。
お散歩帰りの愛犬をサッと洗えるよう、玄関やお庭の近くに足洗い場やシャワーをつくるのもおすすめです。

実例5.金魚の水槽が置けるカウンターのある家

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輸入住宅の華やかさが好きで、ロビンスジャパンを選ばれたお施主様。
猫4匹と暮らされていて、階段下には猫用のトイレスペースをつくりました。

ペットと暮らす家の間取りやインテリアのポイント

また金魚の水槽を置きたいというご要望もあり、玄関には水槽に合わせたカウンターを設置。
ちょうどリビング側の小窓を開けると、エサを入れられるように設計しています。
このように暮らしに合わせてこまやかな工夫ができるのも、注文住宅ならではの魅力です。

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