輸入住宅の新トレンド 「インダストリアル」でかっこよく暮らす

ロビンスジャパンが手掛ける輸入注文住宅のスタイルは多種多彩。
華やかなフレンチスタイル、質実剛健な英国様式、明るく軽やかな地中海風、素朴なプロヴァンス風、ナチュラルな風合いが心地よいカントリー……その中でも、近年、人気急上昇なのが「インダストリアルデザイン」です。
日本でもスターバックスコーヒーの内装で見たことがある人もいるのではないでしょうか。
「インダストリアル」とは〝工業(産業)〟を意味する英単語。したがって、インダストリアルデザインという場合は〝工業的なデザイン〟ということになります。
元々は、コンテナやラックなどの工業製品(大量生産可能で、機能美のあるデザインのアイテム)を住まいのインテリアに取り入れる…という考えからはじまった「インダストリアルデザイン」ですが、最近では鉄骨やコンクリート、レンガなどの建築資材の風合いをそのまま用いた工場や倉庫を思わせる、武骨で男性的なテイストを総称するようになっています。


インダストリアルな雰囲気を取り入れるアクセントアイテム
お住まいすべてをインダストリアルデザインで統一するのではなく、ポイントとして取り入れるというのも魅力的なアイデアです。
たとえばアイアンのラックや窓枠。レンガやコンクリートを模した内装材などを取り入れるだけで、がらりと雰囲気を変えられるのがインダストリアルデザインの強み。
ヴィンテージな風合いの家具や建具をあわせると、味のあるシャビ―な空間をつくることができます。
リビングの一角に、レンガ風のアクセントウォールと、エイジング加工の木のドアがかっこいいスペースを。

濃いめのウッドフロアに、艶消しの黒のシェードが渋いラックや照明を採用。ナチュラルな中にきりっとしまった雰囲気が生まれます。

深い色見のレンガ風の腰壁と、擬石風タイルの床がかっこいいトイレ。気軽なリフォームなどでも、がらりと印象を変えることができます。
輸入住宅=華麗でフェミニンな欧米スタイル、という印象は根強いものがありますが、実際にはこんな「かっこいい輸入住宅」の実績も豊富にあるのです。

「シンプルだけど個性的」を目指して 選んだインダストリアルデザイン
すっきりとした箱型を基本としながら、個性とこだわりをいっぱいに盛り込んだアメリカンスタイルのお住まい。
外観のアクセントとなっている味のあるグリーンは、ディズニーランドで見たインテリアカラーを取り入れてもらいました。
1Fはとにかくオープンに、という希望に従って、極力間仕切りを設けず、すっきりとした大空間に。感触がやわらかい無垢のフローリングには、ご家族が厳選したヴィンテージの家具がよく似合います。
石張り風の床材がインダストリアルなエントランスホールにある大きなキャビネットも、ご主人が自らエイジング加工したというこだわりの逸品です。

タイルの擁壁がアクセントになっているキッチンは、クラシカルカラーの扉の面材にモールディングを施すなど、さりげない作りこみが本格感を演出しています。



一方でお子様のお部屋はピンクとホワイトが可憐な内装で、ぐっとガーリーに。シンプル&インダストリアルで統一するのではなく、家族それぞれの好みを反映した、素敵な住空間がうまれました。
