レンガのお城美術館。住宅をリノベーションしてつくりました。

藤城清治さんの作品コレクションを展示中。展示作品の世界観を引き立てるインテリアになりました。

展示室の内装壁は、ロビンスジャパンの実例で見て気に入ったブルーを採用し、床は大理石調の素材で、展示作品の世界観を引き出しています。

影絵作品を鑑賞するためのスペースをつくるため、窓のない部屋を設けて、内装も黒の塗装で仕上げました。
最高の状態で影絵も楽しんでいただくことができます。

2階は主に、美術館の事務所としてつくりましたが、レンタルスタジオとしても使えるように、家具や内装にこだわりました。
オリジナルデザインのTVボードは、ロビンスジャパン川口スタジオにあったものがとても気に入ったので、そのまま作っていただきました。
キッチンと会議スペースの間には、大きなアーチをつけていただきました。

外観は「レンガのお城」を作りたかったこともあり、レンガ貼りの外観にしました。
リノベーション前の建物で、ガレージシャッターが付いていた部分がありましたが、暗い部屋をつくるために開口をふさいで、外見はガレージシャッター風のデザインにしました。

藤城清治さんの作品を長年コレクションしていて、その絵を見ていただけるように私設美術館をオープンすることにしました。
リノベーション前は個人宅だったので、イメージ通りにできるか不安でしたが、全て要望に応えていただけたので、とても素敵な美術館ができました。
オープンまでの準備が大変ですが、とても楽しみです。
やりたい内容がはっきりしていたので、思った通りに実現できました。

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